2016/8/20『はじめてのプログラミング体験~Scratchでゲームを作ろう~』開催報告

kidsPGの記念すべき第1回プログラミング体験イベントを、2016/8/20(土)に伊丹市立市民まちづくりプラザで開催しました。小学2年生~5年生までの親子6組が参加してくれました。

まずは「プログラミングとは?」ということで、準備運動がてらコンピュータを使わないワークショップ。みなさんにコンピュータになってもらい、命令通りに体を動かしながら、順次処理、繰り返し、条件分岐といった、プログラミングの基本的な考え方を体験してもらいました。

そしていよいよプログラミング。『ネコから逃げろ!』と『ひとでシューティング』の2つに挑戦です。
ネコから逃げろ(kids_pg scratchページ)
ひとでシューティング(kids_pg scratchページ)

2時間の枠にやや内容を詰め込みすぎて、終了時間を少しオーバーしてしまったのは反省。後半は内容がだんだん難しくなってくるにも関わらず、説明が駆け足になってしまい、少し申し訳なかったです。
小学生に2時間って集中力持つのかな?というのも不安だったのですが、みんな最後まで頑張ってくれました。途中「休憩だよー」といっても誰も席を立たず。ネコを大きくしたり、増やしたり、背景を変えたり、音を変えたり、思い思いにカスタマイズを楽しんでいました。

イベント終了後、アンケートをお子様と保護者それぞれにお願いしました。どのように感じてくれたんだろう・・・ドキドキしながら拝見しました。概ね満足していただけた、楽しんでいただけたようでよかったです。印象的だったのは「とても難しかった」と回答しているお子様が、「とても楽しかった」「絶対またやりたい」と回答してくれていること。(しかも複数名。)

難しいと感じさせてしまうと「もうプログラミングなんてやりたくない」となってしまうものだとばかり思っていました。でも、そうじゃないんですよね。「難しい。でも面白い!やりたい!!」という考え方もあるのだなと。言われてみればそうですよね。難しいからとすぐに投げ出すのではなく、それでも頑張って続けて、それができるようになったとき、そこに大きな喜びや感動があり、成長があります。大事なことをすっかり見失っており、今回それを子どもたちに教えてもらいました。(もちろん「とても難しい」と感じさせてしまったのは反省点であり、今後の課題としてどうすればいいか考えます。)

子ども向けのプログラミング体験会をしてみたいなーと思い始めて約1年。ぼんやりとした構想しかないまま、夕飯の買い出しついでにふらりと伊丹市立市民まちづくりプラザを訪れてから、たった1か月。まちプラ様に大きく背中を押していただき、親身になってサポートいただき、今回こうして記念すべき第1回目のプログラミング体験イベントを開催することができました。本当にありがとうございました。