2017年4月29日(土祝)、伊丹市立図書館 ことば蔵にて、子ども向けプログラミングのお祭り『ScratchDay in Itami』を開催しました。お天気にも恵まれ、各コーナーの延べ体験者数は400人弱。開始前には行列ができるなど、大盛況となりました。

プログラミング体験 ~Scratchでゲームを作ろう~

13時~と15時~の2回開催。各回6名の定員は1週間程で満員となりました。Scratchの基礎ともいえる『ネコから逃げろ』ゲームの作成。ネコをものすごく大きくしてみたり、ネコに捕まったときのネズミのセリフを考えたり、個性豊かなゲームができあがりました。

ネットワーク環境の調子が悪く、ご迷惑をおかけしてしまったのが反省点。。。子ども達のアンケート結果も、いつもより「少し難しい」と回答する子が多い印象。きっとネットワークトラブルで「難しい」と感じさせてしまったのだろうなと思うと悔しいです。

参加者アンケートより(一部)

・しゃべるプログラムでしゃべらせるのが楽しかったです。(小6)
・ねこがしんげきのきょ人だとおもいました。(小4)
・楽しくて、家でも、ずっとやっていたい!ぜひ、また、参加したい!!!(小5)
・はじめてプログラミングしてさいごはすきなように自分でつくったゲームをやれてうれしかったです。(小4)
・つくるのは、すこしむずかしかったけどたのしかった。(小3)
・ゲームをするのがむずかしかった。またしたいです。(小3)
・また家でやろうと思った。(小6)
・プログラミングでいろいろなことがしれました。また来年も来たいです。(小6)
・色々大へんだったけど、ゲームが好きだから、やろうと思います。とても楽しかったです。(小3)

ロボットを動かしてみよう

開場と同時にたくさんの人がロボットコーナーへ。13時、14時台の整理券はすぐになくなってしまいました。ロボット目当てにわざわざお越し頂いたのに、残念ながら体験できない方も出てしまい、申し訳なかったです。

mBot(エムボット)という車型のプログラミング教育用ロボットを使いました。コの字型のコースを走るプログラムを3名1組で力を合わせて作ってもらいました。1人目はまっすぐ一定距離を進むプログラム、2人目は右に曲がるプログラム、3人目はその二つを繋ぎ合わせて、コの字に走るプログラムです。最後には音を鳴らしたりLEDライトを光らせながら走行。見学者の方も含め楽しんでもらえました。

みんなで水族館を作ろう

大人気だった水族館。参加者が紙に描いた絵を撮影して、Scratchにキャラクター(スプライト)として取り込み。それぞれ自由に泳ぐスピードや動きをつけて、水族館の水槽へ放流していきました。最終的には個性豊かな65匹の生き物たちが仲良く泳ぎました。(ちょっと狭そうですが。。。)

自分の描いた絵が動くというのに子ども達はビックリした様子で喜んでくれました。すべてのリクエストには応えることは時間的に難しかったのですが、タコの墨を吐かせたり、しゃべらせたり、魚のひれを動かしたり・・・。子どもたちが喜んでくれると、スタッフも嬉しくなります☆

当日作成した水族館は、こちらからご覧いただけます。
みんなで水族館を作ろう(KIDSPG Scratchページ)

飛び出す塗り絵 AR体験

ARとは、拡張現実(Augmented Reality)のこと。VR(バーチャルリアリティ)が仮想空間であるのに対し、ARは現実世界に別の情報を加えて、現実世界を拡張します。例えば、昨年大ヒットしたポケモンGOがその一つ。現実世界にポケモンたちが表示される=現実世界を拡張しているわけです。

ARはもちろん楽しんで頂いたのですが、みんな塗り絵に真剣!子ども達はアナログな塗り絵も大好きなんだと実感しました(笑)。

360度ぐるぐるVR体験

今話題のVRとは「仮想現実(Virtual Reality:バーチャルリアリティ)」のことです。専用ゴーグルをつけることで、まるで現実は違う場所や、架空の世界にいるかのような体験ができます。ゲーム機でもVRが出てきたり、テーマパークでもゴーグルをかけて乗るのがあったりしますよね。

ScratchDay in Itamiでは伊丹市のシティプロモーションコンテンツを体験していただきました。対象年齢13歳以上ですが、他コーナーの(子どもの)体験者数に負けないくらい、多くの方に体験していただけました。伊丹の名所を綺麗な女性と仮想空間上で巡り「まるでデートをしてるようだ」とのこと(笑)。こういう技術、こういう世界がすぐそこまで来てるんだ、ということを体感して頂けたかと思います。

市高ブッククイズ

伊丹市立伊丹高校 情報科学部のみなさんが、本に関するクイズゲームを作ってくれました。図書館だけに本のクイズ。本のタイトル「図書館にある本で問題を作り、図書館へ足を運んでもらおう」というねらいだったとのこと。すごい、ちゃんと計算されてます。さすがです。(KIDSPGは図書館に関係ないコンテンツばかりで・・・すみません。)

全5問で最後に得点が出るのですが、「パーフェクト取るまで帰らない!」といって熱中する子も。 一回きりなんてもったいない、とっても楽しいクイズでした。

ドット絵体験

コンピューターの画面は、小さな光の点(ドット)が集まってできています。(昔の携帯電話の絵文字とか、カクカクしてましたよね。今の子ども達は知らないでしょうね。)この点がどれだけ集まっているか(密度)のことを解像度といいます。
・・・という話を少しでも知ってもらえればと思い企画しました。色もあえて記号(RGB)で書いてみたりして。これらを今すぐに理解できなくても覚えなくてもいいやと思ってます。いつしか、子ども達がどこかで解像度とか、RGBの話に遭遇したときに、「あ、そういえば丸いシール貼って絵を作ったな。意味不明な記号書いてあったな。アレのことか。」と、ピンと体験と繋がる日がくれば嬉しく思います。

ドットアートの方は、正直プログラミングなんて全然関係ないですが、一緒に遊びに来てくれたちびっこ達も何か楽しんでもらいたいなという思いだけです。子ども達は、花にも動物にも、まず顔(目鼻口)を描きたくなるというのがよくわかりました(笑)
 

子ども向けプログラミング書籍の展示


スタッフ私物のプログラミング関連書籍を展示しました。意外にも(?)みなさん興味をもって「こんな本もあるんだねー」と手に取って頂いてました。今は書店にも子ども向けプログラミングの本がたくさん並んでいますので、ぜひまた機会があればご覧ください。(私もいつしか子ども向けのプログラミング本を書いてみたいなぁ・・・なんて。)

特別ゲスト


たみまるも遊びにきてくれました!

おわりに

初めてのScratchDay。初めての大きなイベント。どのくらいの方がお越しくださるのか、どんな雰囲気になるのか、まったく想像がつかなかったのですが、大きなトラブルもなく、たくさんの方に楽しんでいただいて、本当にステキな時間を過ごすことができました。一人でも多くの方にプログラミングを少しでも身近に感じて頂けたのであれば、面白いって思って頂けたのであれば嬉しいです。

何よりもことば蔵の職員の方はもちろんですが、ScratchDayスタッフにも本当に感謝しております。このメンバーなくして、今回の大成功はありませんでした。

4か月前、初めて「ScratchDay in Itamiをやりたい!」とことば蔵運営会議で企画を提案したときは、KIDSPGのスタッフは数名しかおらず、「本当にそんな運営体制でイベントができるの?」といった状態でした。しかし、少しずつイベントに賛同してくださる方が集まり、気づけばスタッフが20名超え!イベント1週間前に初めて顔を合わせる方も多い(中には当日初めましての人もちらほら)な状態でしたが、そんな即席チームとは思えない素晴らしいチームワークでした。

参加者アンケートや、Facebookなどでのコメントを拝見していると「また来年も来たいです。」とか「今年は行けなかったので、来年は参加したい。」という意見がちらほら。そう思って頂けるのは嬉しいですね。来年のことはまだわかりませんが、来年もできたらいいなって思います。

みなさん、本当にありがとうございました。


ScratchDay in Itami 公式ページはこちら